78:アートボックス

所在地︰佐賀県多久市東多久町大字別府4786-1 アートボックス
作家名:KONIROW(コニロー)  from 京都府
∟instagram:https://www.instagram.com/konirow/
制作期間:令和 8年 3月5日(木)~ 3月 12日(木) 8日間
サイズ: 幅 約 8.5m × 高さ 2.6m(約 22.1平方メートル)
塗料協賛:HAPPY PAINT PROJECT(日本ペイント) https://www.nipponpaint.co.jp/csr/

作品名:東多久雲海格子絵図

作品紹介:
2026年7月に開業した公立佐賀中部病院に向かう、東多久駅前通りの交差点にある自動車販売店「アートボックス」のオーナーさんから、あえて“具象”を描かない、模様のようなアートを描いてほしいとご要望いただき、京都で自然と文明をテーマとした作品を産み出す表現者として活動されている、アーティスト・KONIROW(コニロー)さんが手がけました。

KONIROWさんは2025年12月に北多久町にある中田酒店さんのウォールアートをアーティストユニットOT29(おたふく)として、Enterさんと一緒に伊万里焼の色合いや柄をモチーフにした作品を制作いただいており、今回が二度目の来訪でした。

今回アートを制作していただいた、東多久駅エリアは「未来・希望」をテーマにアーティストさんに描いていただいており、佐賀県の伝統織物「佐賀錦」からインスピレーションを得た、柄をイメージに落とし込んでいただきました。

また、公立病院という新たな医療機関ができたことで、人や車の流れも様変わりしてきた東多久駅前。メインストリートに位置する交差点の道の色や、お店のイメージを取り入れた、作者の代表作でもある格子柄を取り入れたほか、雲のシルエットや背景には青く輝く鋲が浮かんでおり、細部までこだわりぬかれた作品です。

今回の制作において印象的だったのが、オーナーさん自ら初日よりサイズが合わなくなったジャケット姿の装いで下地を塗ったり、模様の絵付けのお手伝いをしてくださったこと。さらには、アーティストさんと一緒に作品の構想を練った結果、雲のシルエットに描かれた光が差すラインの色についてはオーナーさんがアイディアによるもので、アーティストさんとまるでセッションのような作品制作でした。最終日にはすっかり仲良くなられて、京都での再会も約束されていました。

アートで人と多久(まち)をつなぐ―まさにプロジェクトのコンセプトに相応しい作品となりましたので、ぜひ東多久エリアお散歩の際にはゆっくりご鑑賞ください。

KONOROW ―プロフィール
自然と文明をテーマとした作品を産み出す表現者

1983年式/京都産。超現場主義ライブペイント集団”OT29″での活動を経て、現在も京都を中心に日本各地をはじめ、アジア、ヨーロッパ、アメリカに渡り、ライブペイントや壁画製作、展覧会での作品発表など数々のプロジェクトにも参加している。2020年にはクラフトシリーズ”NOROSE”を開始し、新たな表現を求め創造の道を歩いている。


KONIROWさんが手がけた、多久市内で見られるほかの作品

中田酒店 – KONIROW×Enter by OT29