65:ひしのみこども園
所在地︰佐賀県多久市南多久町大字長尾字大原4064-10 ひしのみこども園
作家名︰アートイズ from 佐賀県
instagram:https://www.instagram.com/artis0501
制作期間:令和 6年 10月 29日(火)~ 令和 7年 3月 30日(日)期間中16日間
サイズ: 約 幅 100 × 高さ 1.3m( 約 130 平方メートル)
塗料協賛:HAPPY PAINT PROJECT(日本ペイント) https://www.nipponpaint.co.jp/csr/
作品名:「ひしひしひし」






作品紹介:中多久駅前にある、佐賀女子短期大学付属ひしのみこども園を囲む、約100mにも渡る、目隠しにおいてアート制作。佐賀女子短期大学こども未来学科の准教授である佐貫巧さんとその奥様でデザイナーである佐貫円さんによる超大作が完成しました。まずは目隠しを真っ白いキャンバスにすべく、佐貫ゼミの学生にも手伝ってもらいながら、全体を塗りつぶす。学生たちは慣れない作業ながら、園庭の中から時折こどもたちが「何してるの~?」と声掛けに応じつつ制作をサポート。キャンバス完成後は、令和6年度に卒園する合計23名の園児たち一人ひとりにプロジェクターの前で決めポーズをしてもらいながら、型どり。その後、子供たちの好きな色を聞いて、こどもたちや先生方、保護者にもご参加いただきながら、卒業式に間に合わせるべく協力して制作を実施。子供たちそれぞれが好きな色を中心に色とりどりのひし形の中に未来を担うこどもたちをダイヤモンドの原石に見立て、正門には運営する旭学園の”旭”から太陽をイメージし、先生方と一緒に制作しました。園児たちにとってもこども園での想い出になれば幸いです。
デザインコンセプト※佐貫先生のFacebookより引用
[1]ひしのみという名前の由来→昔、三菱古賀山炭鉱で働く人たちの子どもが通っていた。(三菱の菱から取り、その子どもを実に例えた)石炭が「黒いダイヤ」と呼ばれることから、「ひし形」をイメージした形に子どものシルエットをデザイン。※ひし形(菱)の模様には、子孫繁栄や無病息災、幸福や永遠の愛、邪気払いの意味が込められています
アートイズ―プロフィール
佐賀女子短期大学 准教授の佐貫巧氏とデザイナー・円氏夫婦アートユニット。青森県でアート教室を展開する傍ら、アートを題材としたまちづくり事業のイベント企画などもプロデュース。2023年4月から拠点を佐賀県に移し、現在はEDAUME東の蔵(旧枝梅酒造)や武雄市のアートイズラボを中心とした現代芸術教室「アートイズ」を主宰。現代アートの視点で「ものごと」を捉え、「想像力・創造力」を養い、何かを表現し作り出す、「取り組み」や「過程」を大事にしている。