55:中多久駅前広場

所在地︰佐賀県多久市南多久町大字長尾4090−10、4090-18の一部 中多久駅前広場
作家名︰MAJIO×emi tanaji
instagram:MAJIO https://www.instagram.com/majio8888
emi tanaji https://www.instagram.com/emitanaji/
制作期間:令和 6年 9月 17日(火)〜30日(月)
サイズ: 円周 1.3 × 高さ 4.0m ×5本(約 26.0㎡)
塗料協賛:HAPPY PAINT PROJECT(日本ペイント) https://www.nipponpaint.co.jp/csr/

作品名:BIOSPHERE|生命圏 ⅱ


作品紹介:JR中多久駅前の広場のモチーフは多久市の花「梅」をモチーフに5本の柱と円形で作られています。今回はお二人による話し合いの結果、円柱5本を一輪挿しに見立てて、5本の花を描いていただきました。
tanajiさんの描いた花は全て《愛》が花言葉になっており
「真実の愛」=マーガレット、「誠実な愛」=忘れな草、「愛の芽生え」=ピンクチューリップ、「密かな愛」=ミモザ、「母への愛/深い愛」=カーネーション、さまざまな愛の花を描いていただきました。MAJIOさんは植物には欠かせない葉っぱや山々など風景をモチーフに色どりを添え、お二人ならではのコンビネーションが生きた作品となりました。
すべてのお花たちは色々な方面から見ていただけるようにそれぞれが違う方角に向かっています。カーネーションについては、向かいにある、ひしのみこども園に向けて描かれており、お子さんを預ける保護者の方が通園時に目に入る位置に描く事でエールを贈る意味が込められていたり、学生達がよくお喋りして座るベンチからは5本の一輪挿しに見立てた花以外に、隠れフラワーとして「真実の愛」=たんぽぽ が描かれていたり、街の皆さんとの交流や生活の動きを把握した上で、その場所に生きる人々へ寄り添ったアートを、空間を使って演出してくださいました。
市民の皆さんに永く愛されるまちなかアートになりますように。

 

MAJIO×emi tanaji ―プロフィール ※写真左奥MAJIOさん、右手前emi tanajiさん

絵描きでありながら、祭りや企画のプロデュースも行うマルチアーティストMAJIOと旅芸人として全国をエンタメ行脚してきた異色の経歴をもつ旅するアーティストemi tanaji 2人による、スペシャルアートユニット。MAJIOの色彩とtanajiの描写力を折り混ぜた世界観の融合した、幻想的な世界を創造します。

MAJIO:青森県弘前市出身。ドローイングをベースに、ライブペイント、版画、映像作品、デザイン、演出など、表現活動は多岐にわたる。様々な表現者とコラボレーションを多数展開。特定の手法やジャンル、場所に傾倒することなく、自身の核から沸き上がる感覚に忠実な表現を続けている。1万人近い集客を記録した「ミナカダ祭」(青森の名湯・薬研温泉400年記念祭)での総合演出・プロデュースなど近年、地域や歴史を巻き込みながらストーリーを作りあげる総合的な活動も増えている。

emi tanaji:大阪府出身、東京都阿佐ヶ谷在住。職業として舞台や音楽に携わってきた経験から、鑑賞者と表現者の間に生まれる心の交流を意識し、生命力溢れるダイナミックな作風から、やわらかい線のゆるいタッチ、そしてタイルアート、陶芸に至るまで自由な表現方法で幅広い作品を描く。TOYOTA複合施設ウエインズパーク海老名温浴施設の壁画タイルアートや恵比寿の「改良湯」などの壁画も手掛けるなど全国で作品を制作している。

 

MAJIO×emi tanaji 市内で観れるそのほかの作品
中多久駅駐輪場 – MAJIO×emi tanaji
中多久駅前公衆トイレ – MAJIO×emi tanaji