⑫ 大庭洋品店 ※2025Rewirte
所在地︰佐賀県多久市北多久町大字小侍596 大庭洋品店
作家名︰坂本 鷹也(飯塚)
WEB︰http://www.sakatakaya.com/
instagram:https://www.instagram.com/sakatakaya.art/
サイズ:幅 約 9.5m× 高さ 3.0 m( 約 28.5平方メートル)
制作年:2016年、2025年 10月28日(火)~31日(金)(修繕)
塗料協賛:HAPPY PAINT PROJECT(日本ペイント) https://www.nipponpaint.co.jp/csr/ ※2025年のみ
作品名「春秋」

(2025年)店主からは「自由に描きかえてもいいからね」とお話いただいていた今回の修繕。9年の歳月を経て、シャッターアートの修繕として、坂本さんに再度来訪していただきました。店主は「描き替え」を了承いただいたものの前回お話していた記憶やせっかくこのアートが親しんでくださった方もいらっしゃるので、構図などは変更しつつも今回も青い空と四季を感じさせる作品をということで制作していただきました。今回は前回に比べて、滞在日数も少し余裕があったため、前回ご案内できなかった多久聖廟や「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」にも足を運びながら、「孔子の里、多久市」にちなみ、孔子の五経の一つにもあります『春秋』をタイトルに、春の桜と秋の紅葉を美しく描いていただきました。
また、多久の風景として「船山」も中央に大きく描いていただき、多久市の季節を感じられるの作品に仕上がりました。お向かいの深山生花店さんをはじめ、商店街の皆さんも日々制作過程をじっくりお楽しみいただくことができました。再び、色鮮やかに彩られた作品をぜひ現地でもご鑑賞ください。
(2016年)年度末、突然の依頼を飯塚市在住の作家「坂本鷹也」さんに受けて頂けた。27年度のプロジェクトで描いた壁画の中ではおそらく最大のサイズであろうシャッター4枚分(幅およそ8メートル)を二日間で描き上げた。オーナーさんの依頼であった「春と秋の風景画」。晴れ渡る空の下、左から右へ春から秋の彩りが大胆に画描かれた。桜のピンク、イチョウの黄色、モミジの赤、空の青、各々の季節が持つ色彩の調和がまたひとつ京町商店街に明るさと華やかさを飾った。


2016年制作当時の完成作品




修繕前の作品


福岡県飯塚市出身。幼少より絵を描きはじめ、高校、大学とデザイン科を卒業。学生時代より国内外にて展示会を行う。作風は一つの素材にとらわれずその時の自分を表現するという心象スタイル。平面から立体作品、ライブペイント、インスタレーションやイベント企画等幅広い分野で活躍。自身の制作の傍ら、芸術教育事業に力を入れ子供たちが楽しくアートにかかわっていく為日々活動している、ワークショップや教室を美術館や公民館など各地で開催し廃校を利用した藝術小学校プロジェクトはメディアでも多くとりあげられた。現在は三児の父であり子育てをしながら活動を続けている。
