53:旧大洋ストア跡地

所在地︰佐賀県多久市北多久町多久原2528-25 旧大洋ストア跡地
作家名︰篠崎理一郎
instagram:https://www.instagram.com/reeeeeach0222/
制作期間:令和 6年 9月 5 日(木)~ 6日(金)、9月9日(月)~12日(木)
サイズ: 幅 28.0 × 高さ 2.8 m(約 78.4㎡)
塗料協賛:HAPPY PAINT PROJECT(日本ペイント) https://www.nipponpaint.co.jp/csr/

作品名:未定

作品紹介:かつて炭鉱の町として三菱炭鉱跡地として栄えた中多久駅周辺エリアにあったスーパーの跡地。今回所有者である中多久病院へアートプロジェクトについてのご説明と絵の制作を打診した際に快諾をいただき、ガラスウィンドウへの壁画を所望されていた篠崎理一郎さんへオファーし制作していただきました。
子どもたちにとっては、スーパーがあったことすら知らない場所で篠崎さんによるライブペインディングが始まったことで地域の方や登下校中の小学生や高校生が興味深く作品を観てくれるようになることが日常に。
ガラスウィンドウにはあっという間に中央から光線を放つように広がる世界のなかでさまざまな動物やモチーフが現れ、巨大な宇宙のような作品に。
そして、ガラスウィンドウ横の入り口付近の壁面には、少女の周りに取り囲む要素が無数にちりばめられ、仮想動物であるペガサスや天使などが行き交う世界に。
また、SENSEさん、KAZさんが制作された作品の真向かいには篠崎さんも猫をモチーフに土星と幾何学文様が描いていただきました。
篠崎さんの細かな作品は引いてみると大きな世界や宇宙を描かれているが、近くで見ると一つ一つの要素やモチーフに、多久に滞在して見聞きした「船山(八幡岳)」や「多久」といった文字がロゴのように仕込まれていたり、多くの発見があるはず。色んな角度や視点からこの作品を楽しんでいただけると毎日色んな発見があるかもしれません。

 

篠崎 理一郎―プロフィール

1989年鹿児島生まれ。線やドローイングを軸とした構築的な作風で表現する。学生時代に影響を受けた漫画や数学をルーツに、日常 風景や心象状態を掛け合わせながら、繊細かつインタラ
クティブな世界を表現する。近年はトンボ鉛筆「モノグラフライト」プロモーションビジュアル、TK from 凛として時雨などミュージシャンのツアーグッズ、YANASE、Johnbullへのアート
ワーク提供など活動は多岐に渡る。