所在地︰佐賀県多久市北多久町大字小侍805
作家名︰牛丸和人(多久) / 念図(唐津) / 武内慧(多久)
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駅前通りに位置する多久市の老舗旅館「富亀和旅館」。旅館の名前に因んだ長寿で目出度い生き物「亀(玄武)」をモチーフとして取り入れた和テイストの壁画が完成した。3名の日本画家、彫師が出がけた本合作は絵柄が繊細で細線や点描などが丁寧に描かれており、赤い亀を念図、青井亀を武内慧、亀甲文様とボタンを牛丸和人がそれぞれ担当し合体させた。制作にかかった期間は丸5日間。1か月に渡る長期間でお三方が予定を調整され、少しずつ少しずつ加筆。今にも動き出しそうな力強い玄武が出現した。「描きながら三人でお互いのアートに対する考え方や、多久をアートで活性化していくためのアイデア、その他諸々の話ができたことがとてもよかったです。また、どこかを描かせていただければ三人でチャレンジしたいです!」とのコメントを頂いた。
1961年生まれ、多久市在住。唐津市立西唐津中学校校長・佐賀美術協会会員。
教職に就きながらアート活動も継続している。かつて日展系の美術団体に所属していたが、現在は自由な立場で様々な分野のアーティスト達とコラボしながら制作活動を行っている。公募展での受賞歴は1982年・1992年佐賀県展知事賞、1989年筑後美術展最優秀賞など。近年は、東日本大震災をテーマにした100号の大作を、毎年佐賀県美術展と佐賀美術協会展に出品することを自らに課している。また、仏画や神道の神画の制作、有田焼きや唐津焼の絵付けなど、分野を越えた制作活動を続けている。
1985年生まれ、唐津市在住。
幼少時代より絵を独学で学び、3~4年前からボールペン画を始める。色々な方との繋がりの中で現在はジャンルを問わずさまざまなボールペン画を制作している。2014年、地元唐津の赤木日枝神社、佐志神社 絵奉納。2015年、ボールペン画制作を並行し、ライブペイント、他ペイントをスタートする。
1987年生まれ、多久市在住。
15歳からバンド活動をやっている。曲作りや編集をする中で、自分の作品を制作し後世に残すという活動に強く感銘を受け、生涯アーティストでいる事を決意した。
26歳の時に、かつてより興味があったTattoo Art(タトゥー・アート)を初めて身体に描いてもらった彫り師に弟子入りし、修行を始める。彫り師のもとでの1年の修行の後に多久に拠点を移し活動中。2015年からより多くの人たちに刺青の美しさを伝えたいという思いから、ガラスにルーターで刺青テイストの絵を彫る活動も始動している。