⑤ 深山生花店(倉庫)シャッター※2016年→2024年ReWrite
所在地︰佐賀県多久市北多久町大字小侍595-18
作家名︰WOK22(福岡)
WEB︰http://www.wok22.com/
作品紹介:
(2024年)8年ぶりが経ち、色あせた作品を写真でお送りした上で作品の修繕を今回依頼したところ、「作品を修繕は初めてだが、今の自分の作風をプラスしながら、やってみたい」と快諾いただきました。自身の作品を改めて目の当たりにして「だいぶ落ちちゃってますね」と笑いながらも、過去の作品と対峙しながら、作品修繕に着手。
新作ではなく、今ある作品への”上塗り”となることから、日の光を直で浴びる立地を意識しながら、前回色飛びしてしまったピンクや青色は調色を工夫してくださいました。今の作風との違いについては「今はできるだけ細かい線などは入れずにシンプルに動きのある作風ですね」と仰ったWOK22さん。ちなみに、茶色については前回制作された際にもあえて色を塗らなかった場所だったため、今回もあえてその箇所には色を入れずに地の色を活かしながら作品をアップデート。色が入ることで商店街がパッと明るい場所に生まれ変わりました。WOK22の作品は多久市内に「カラオケ喫茶あんず」さんの壁画もございますのであわせてお楽しみください。
(2016年)京町商店街の入り口にある深山生花店(倉庫)。深山生花店の店内には色とりどりの花とめずらしい観葉植物が多く並ぶ多久市内外で人気の花店。日本にも数少ない希少な植物を貯蔵する秘蔵倉庫のシャッターアートを、福岡を拠点に台湾・韓国・タイなどアジア圏で活躍するぺインター「WOK22」に依頼した。グリーンを基調とし、WOK22が多用する傾向ピンクとブルーへ変わるグラデーションの背景模様、絵画の中心には手のひらをモチーフに多肉植物の「アガペ」が描かれた。
2024年修繕
Before → After
2016年制作当時の完成作品↓
名古屋出身福岡在住の絵描き、デザイナー。福岡を中心に様々なイベントで音楽との融合を試み、平行してデザインとライブペイント / アートとのつながりを持った作品を追求。ポップでダーク。アナログだがデジタルな表現を目指す。
他にも、CD / LPジャケット、フライヤー、アパレルデザインetc…と、あらゆるものに自らがイメージするものを具現化。2010年末に大阪のアパレルブランド/ミュージックレーベル”mono adapter.”の立ち上げに参加。個展/グループ展を定期的に開催、参加しており、近年では釜山大学近郊の壁画制作や福岡市動物園獣舎壁画、ソラリアプラザ地下2階壁画など表現の幅を日々広げている。