54:中多久駅駐輪場

所在地︰佐賀県多久市南多久町大字長尾4054−3
作家名︰MAJIO×emi tanaji
instagram:MAJIO https://www.instagram.com/majio8888
emi tanaji https://www.instagram.com/emitanaji/
制作期間:令和 6年 9月 17日(火)〜30日(月)
サイズ: 幅 18.8 × 高さ 2.2 m+幅 2.2×高さ 2.7m+幅 2.0×高さ 2.5m(約 52.30㎡)
塗料協賛:HAPPY PAINT PROJECT(日本ペイント) https://www.nipponpaint.co.jp/csr/

作品名:BIOSPHERE|生命圏 ⅰ

作品紹介:今回の中多久アートストリート構想において、JR唐津線の中多久駅周辺において隣接する3つの箇所への絵の制作において別々のアーティストではなく、アーティストによるコラボレーションが実現。MAJIOさんとemi tanajiさんは以前から共同で個展を開催やプライベートでも親交があったそうですが、今回は初の共同制作。MAJIOさんの織り成す色彩バランスとtanajiさんが生み出す動物をはじめとする具象がかけあわさり、中多久駅周辺の駐輪場、広場、公衆トイレが色鮮やかになりました。
SAGA2024(国スポ)おもてなし企画として、徐々にまちなか至る所にアートが増え、地域の方からも注目が集まる中での制作。連日犬のお散歩、ウォーキング、駅前の清掃に花壇の手入れなど多くの方が行き交う中多久駅前。夕方には多くの高校生が駅周辺に電車にあわせて集まってきます。
今回「動物・植物など生きとし生けるもの」をモチーフにお願いしたところ、今回駐輪場にはtanajiさんが以前手掛けられた渋谷区の「改良湯」さんの壁画にも描かれた巨大化くじらの兄弟が多久まで遊びに来てくれた!ということで約全長10mのクジラを描いてくださいました。
通勤や通学、遊びに行くとき帰るときに、この駐輪場を使う方々や地域の方を見守ってくれる番人のような存在に、きっとなってくれるでしょう。

 

MAJIO×emi tanaji ―プロフィール ※写真左奥MAJIOさん、右手前emi tanajiさん

絵描きでありながら、祭りや企画のプロデュースも行うマルチアーティストMAJIOと旅芸人として全国をエンタメ行脚してきた異色の経歴をもつ旅するアーティストemi tanaji 2人による、スペシャルアートユニット。MAJIOの色彩とtanajiの描写力を折り混ぜた世界観の融合した、幻想的な世界を創造します。

MAJIO:青森県弘前市出身。ドローイングをベースに、ライブペイント、版画、映像作品、デザイン、演出など、表現活動は多岐にわたる。様々な表現者とコラボレーションを多数展開。特定の手法やジャンル、場所に傾倒することなく、自身の核から沸き上がる感覚に忠実な表現を続けている。1万人近い集客を記録した「ミナカダ祭」(青森の名湯・薬研温泉400年記念祭)での総合演出・プロデュースなど近年、地域や歴史を巻き込みながらストーリーを作りあげる総合的な活動も増えている。

emi tanaji:大阪府出身、東京都阿佐ヶ谷在住。職業として舞台や音楽に携わってきた経験から、鑑賞者と表現者の間に生まれる心の交流を意識し、生命力溢れるダイナミックな作風から、やわらかい線のゆるいタッチ、そしてタイルアート、陶芸に至るまで自由な表現方法で幅広い作品を描く。TOYOTA複合施設ウエインズパーク海老名温浴施設の壁画タイルアートや恵比寿の「改良湯」などの壁画も手掛けるなど全国で作品を制作している。

 

MAJIO×emi tanaji 市内で観れるそのほかの作品
中多久駅前公衆トイレ – MAJIO×emi tanaji
中多久駅前広場 – MAJIO×emi tanaji