58:中多久駅駅舎
所在地︰佐賀県多久市南多久町大字長尾4054-3 JR唐津線 中多久駅
作家名︰MAJIO×emi tanaji from 神奈川県&東京都
instagram:MAJIO https://www.instagram.com/majio8888
emi tanaji https://www.instagram.com/emitanaji/
制作期間:令和 6年 11月 25日(月)〜30日(土)
サイズ:幅 3.7m×高さ 2.6m+幅 2.5m×高さ 3.0m(計 約17.12㎡)
塗料協賛:HAPPY PAINT PROJECT(日本ペイント) https://www.nipponpaint.co.jp/csr/
作品名:BIOSPHERE|生命圏 0
作品紹介:MAJIOさんとemi tanajiさんによる中多久駅前3部作の最終章として、JR唐津線 中多久駅駅舎への制作。駅前4か所を2名のアーティストによりジャックするという試みは初めてでしたが、前回の3部作制作後も地域の方々からは駅前が「絵によって明るくなった」「散歩する楽しみが増えた」など多くのお声をいただきました。
前回の滞在からたった約2か月を経て、お越しいただいたのですが、前回の制作時の暑さとは打って変わって今回は期間中天気にかなり影響を受け、雨風、冷えなどコンディションが芳しくない中での制作となりました。
ただ、今回は前回の制作時よりも地域の馴染みの方々が増えたこともあり、リラックスした中で、時には地域の方の差入れのふかし芋に癒されたり、女子高校生との恋愛や人生談義に花を咲かせながら乗り切っていただきました。二人の呼吸やタイミングもリズミカルでテンポよく、カラフルで生命力あふれる作品が駅のシンボルとして誕生しました。
市内の飲食店や前回の滞在で仲良くなった仲間たちと連日連夜楽しんでいただき、地域の人気者になったお二人が手掛けた作品が通勤・通学など日常使われる駅だからこそ、長い間多くの方に親しまれ、愛される作品となるでしょう。
MAJIO×emi tanaji ―プロフィール ※写真左emi tanajiさん、右MAJIOさん
絵描きでありながら、祭りや企画のプロデュースも行うマルチアーティストMAJIOと旅芸人として全国をエンタメ行脚してきた異色の経歴をもつ旅するアーティストemi tanaji 2人による、スペシャルアートユニット。MAJIOの色彩とtanajiの描写力を折り混ぜた世界観の融合した、幻想的な世界を創造します。
MAJIO:青森県弘前市出身。ドローイングをベースに、ライブペイント、版画、映像作品、デザイン、演出など、表現活動は多岐にわたる。様々な表現者とコラボレーションを多数展開。特定の手法やジャンル、場所に傾倒することなく、自身の核から沸き上がる感覚に忠実な表現を続けている。1万人近い集客を記録した「ミナカダ祭」(青森の名湯・薬研温泉400年記念祭)での総合演出・プロデュースなど近年、地域や歴史を巻き込みながらストーリーを作りあげる総合的な活動も増えている。
emi tanaji:大阪府出身、東京都阿佐ヶ谷在住。職業として舞台や音楽に携わってきた経験から、鑑賞者と表現者の間に生まれる心の交流を意識し、生命力溢れるダイナミックな作風から、やわらかい線のゆるいタッチ、そしてタイルアート、陶芸に至るまで自由な表現方法で幅広い作品を描く。TOYOTA複合施設ウエインズパーク海老名温浴施設の壁画タイルアートや恵比寿の「改良湯」などの壁画も手掛けるなど全国で作品を制作している。
MAJIO×emi tanaji 市内で観れるそのほかの作品
中多久駅駐輪場 – MAJIO×emi tanaji
中多久駅前広場 – MAJIO×emi tanaji
中多久駅前公衆トイレ – MAJIO×emi tanaji