74:大丸スポーツ

所在地︰佐賀県多久市北多久町大字小侍49−25 大丸スポーツ
作家名︰Eastside Transition(イーストサイド トランジション)
∟instagram:https://www.instagram.com/eastsidetransition/
制作期間:令和 7年 11月 30日(日)~ 12月 2日(火)
サイズ: (北側/県道)約 幅 3.8m × 高さ 2.3m  (南側)約幅 9.0m ×高さ 2.1m ( 計 約 27.64㎡)
塗料協賛:HAPPY PAINT PROJECT(日本ペイント) https://www.nipponpaint.co.jp/csr/

作品名:Untitled

作品紹介:
多久市でスポーツ用品の販売をはじめ、ユニフォームや名入れグッズなど県内のスポーツ用品店からもオーダーを受け、商品開発も展開する大丸スポーツさん。以前ほかの店舗で描かれた作品を見て、うちにも描いてほしいとオーダーをいただき、神奈川県の湘南〜西湘地区で、主に「AREA 8.5」で地域貢献や活性化のために壁画アート製作を手掛けるEastside Transitionさんにオファーいただきました。

お二人のデザインは何といってもインパクトあるビジュアルと日本で大衆アートの先駆けとなった「浮世絵」を現代にオリジナルアレンジを加え、唯一無二のデザインに仕上げた魅力的な作品の数々。今回も県道308号線という市内でも交通量の多い幹線道路の沿線にアートを描いていただくとともに、店主からオーダーいただいた、店舗の反対側にある北多久運動公園(旧北部中学校運動場)でスポーツを楽しむ老若男女の皆さんにもアートを楽しんでほしい―という想いを受けて、二か所にわたり、両A面ともいえる作品を制作していただきました。

県道側には眼光鋭い歌舞伎役者が「Sports do not build character. They reveal it.」(スポーツが性格を作るのではなく、スポーツが本当の性格を見せてくれる)というメッセージが力強いメッセージあふれる作品に。

かたや、運動場側ではピッチャーとバッターが巌流島の戦いのように火花を散らしながらそれぞれをけん制しあう戦い目前の姿をアメコミテイストを取り入れられ、スポーツのだいご味でもある迫力感あふれる絵巻物のような躍動感あふれる作品がお楽しみいただけます。制作中は通学路にもある小学生たちやグラウンドゴルフを楽しむ皆さん、近所の方々が興味深く一刻一刻と仕上がっていく作品を堪能していただきました。

朝晩冷え込む一方で日中は冬とは思えない日差しの中、お二人が昼夜通して制作いただいた作品をぜひ現地でお楽しみください。

Eastside Transition(イーストサイド トランジション) ―プロフィール


西洋(ウエストサイド)で培ったものを日本(イーストサイド)で遷移(トランジション)させるユニット

暮らしに日々の成⾧や、育みを楽しむ、ライフスタイルの選択肢を作り、地域や社会に貢献することをミッションに掲げ、毎日の生活の中に、「ゆとり」を生み、「楽しい」時間を作る、「素敵」な空間創りなどを事業展開。NYから帰国した乙部氏とマネジメントおよび制作サポートを行う野崎氏によるアートユニットとして、二宮町では約20か所以上もの壁画・内装デザイン制作をはじめ、まちなか周遊企画をまちづくりメンバーらと主宰。藤沢から江ノ島までの江ノ電6駅の壁画制作や、東京競馬場のパドック装飾、フォトスポット制作、JR東日本東海道線国府津駅の壁画などを手掛ける。2020年10月から壁画・シャッターアートの制作を手がけ、5年間で100作品以上の実績を誇る実力派アーティスト。