56:中多久駅前公衆トイレ

所在地︰佐賀県南多久町大字長尾4090−46 中多久駅前公衆トイレ
作家名︰MAJIO×emi tanaji
instagram:MAJIO https://www.instagram.com/majio8888
emi tanaji https://www.instagram.com/emitanaji/
制作期間:令和 6年 9月 17日(火)〜30日(月)
サイズ: 幅 5.2 × 高さ 2.7m +幅 5.5 ×高さ 2.7m(約 28.89㎡)
塗料協賛:HAPPY PAINT PROJECT(日本ペイント) https://www.nipponpaint.co.jp/csr/

作品名:BIOSPHERE|生命圏 ⅲ

作品紹介:MAJIOさんとemi tanajiさんによる中多久駅前3部作の3作品目となった公衆トイレ。地域の方でも”トイレ”であることを知らなかったという方もいるほどひっそりと存在していた建物。今回3部作制作にあたって、まずはじめにこの作品から着手したお二人。初の共同制作ということでしたが、10年以上ものお付き合いがあるということもあり、お二人は阿吽の呼吸で作品を仕上げていきます。色鮮やかな色合いから地域の方も興味津々。連日パーツパーツが仕上がっていく過程を楽しんでいただきながら、作品制作を見守っていただきました。
tanajiさんが描いた、羽ばたくフクロウや水しぶきをあげて飛び出すようなイルカの動物が活き活きと描かれ、周りにはMAJIOさんによる山々や葉っぱがそよ風のように気持ちよく揺らぐと絵が動き出しそうな躍動感のある作品。
広場にある作品や向かいにある駐輪場の作品とともにまち全体に色どりと活気があふれる、中多久駅前がお二人の手によって、作品名である「BIOSPHERE|生命圏」を体感できる空間になりました。

 

MAJIO×emi tanaji ―プロフィール ※写真左emi tanajiさん、右MAJIOさん

絵描きでありながら、祭りや企画のプロデュースも行うマルチアーティストMAJIOと旅芸人として全国をエンタメ行脚してきた異色の経歴をもつ旅するアーティストemi tanaji 2人による、スペシャルアートユニット。MAJIOの色彩とtanajiの描写力を折り混ぜた世界観の融合した、幻想的な世界を創造します。

MAJIO:青森県弘前市出身。ドローイングをベースに、ライブペイント、版画、映像作品、デザイン、演出など、表現活動は多岐にわたる。様々な表現者とコラボレーションを多数展開。特定の手法やジャンル、場所に傾倒することなく、自身の核から沸き上がる感覚に忠実な表現を続けている。1万人近い集客を記録した「ミナカダ祭」(青森の名湯・薬研温泉400年記念祭)での総合演出・プロデュースなど近年、地域や歴史を巻き込みながらストーリーを作りあげる総合的な活動も増えている。

emi tanaji:大阪府出身、東京都阿佐ヶ谷在住。職業として舞台や音楽に携わってきた経験から、鑑賞者と表現者の間に生まれる心の交流を意識し、生命力溢れるダイナミックな作風から、やわらかい線のゆるいタッチ、そしてタイルアート、陶芸に至るまで自由な表現方法で幅広い作品を描く。TOYOTA複合施設ウエインズパーク海老名温浴施設の壁画タイルアートや恵比寿の「改良湯」などの壁画も手掛けるなど全国で作品を制作している。

MAJIO×emi tanaji 市内で観れるそのほかの作品
中多久駅駐輪場 – MAJIO×emi tanaji
中多久駅前広場 – MAJIO×emi tanaji