㊾多久市児童センターあじさい
所在地︰佐賀県多久市北多久町大字小侍40-2 多久市児童センターあじさい
作家名︰simo/シモ(大阪府)
instagram:https://www.instagram.com/simo_w9/
制作期間:令和 6年 5月8日(水)~ 5月 13日(月)
サイズ: 屋根下部 約 幅 9.4× 高さ2.0 m、2階部 幅 19.2×高さ3.8m、側面 幅 26.8×高さ0.9m(約 106.48㎡)
作品名:あじさい
作品紹介:子どもたちの笑顔と笑い声が絶えない児童センターあじさい。制作されたsimoさんからは「沢山の花弁が寄り集まるあじさいの様に子どもたちが集まってきて欲しいと名付けられた施設名から、カラフルで華やかなイメージの中に吉兆柄の七宝文様を崩して形も大きさも多様で真っ白なあじさいを描きました。土壌の性質によってその色合いを変えるあじさいの様に、子どもたちには好奇心の赴くまま自由に感性を育んで欲しいと思います」という想いを込められている。
また、simoさんご自身も制作いただいた前年2023年にお子さんが生まれたこともあり、子どもたちが集まる場所への制作を楽しみにしていただいていたそう。滞在期間中には屋根部に鳥の巣を発見したことを踏まえて、屋根に小鳥のマークや隠し絵も制作。子どもたちにも長年愛されてほしい作品が誕生した。
simo―プロフィール
1988年大分県出生、大阪府在住。アーティストユニットWHOLE9, SIMIZ・PAMO, KAOMANGAIに所属。主に自然の中の物質やそれらを含む風景の色や形、光の反射、屈折などに焦点を当て、 収集したイメージを画面上で交錯させ抽象的に繋ぎ止める。 スタイルに固執せず、その時その時に興味を惹かれる物や事象を気持ち良く描く実験を繰り返している。 近年はシェイプドキャンバスに光のイメージを重ね合わせて描く’shape of lights’、 ライフワークとして収集した石を組み合わせ新たな物体として描く’OBJECT’などのシリーズ作品を展開。