㉛ 多久駅北口

所在地︰佐賀県多久市北多久町1024
作家名︰冨永ボンド
WEB︰www.bondgraphics.com

作品紹介

冨永ボンド
あいぱれっとの入り口横に幅5メートル、高さ6メートルの巨大な壁面がある。駅のホームからも眺めることができる本作は、人の道をイメージして描かれた冨永ボンドの絵画シリーズ第7章LINES。ふたつと同じものがない、人ひとりの人生をカラフルな一本の線に例え、人と人の道を独自の画材「黒いボンド(今回は屋外のため黒いコーキング剤を使用)」でつないだ。まちづくりとは、街をつくることではなく、地域で生活する人たちが日々の何気ない生活を笑顔で豊かに過ごすこと。活き活きと生きる人たちの人生のつながりが、地域活性化へと導くのだ。

冨永ボンド プロフィール

冨永ボンド
木工用ボンドを使って描く画家。創作テーマ「つなぐ(接着する)」に基づき、即興絵画パフォーマンスや大型商業施設の壁画創作、医療とアートをつなぐアートセラピーなど幅広い分野で活躍中。画のモチーフは”人間”。黒い立体的なラインが特徴の通称「ボンドアート」と呼ばれる独自の画法は、2014年ニューヨークで開催された世界最大級のアートフェス「ART EXPO NEW YORK 2014」でも評価され、SOHOのギャラリーとアーティスト契約を交わした。2016年にはパリのアートフェスに単独ブース出展予定。医療の分野では、認知症・精神障がい・発達障がい・知的障がい・自閉症等の就労支援施設やグループホームに出張して行う独自の「ボンドアートセラピー体験会」の開催や「脳とアートについての研究」などに取り組み、アートと医療のつなぐことで生まれる生活の豊かさや、アートをつくる”作業”の楽しみや大切さを追求している。夢は、世界一影響力のある画家になって医療や福祉の分野を支援すること。