所在地︰佐賀県多久市北多久町2010-1
作家名︰小野 留依聖 / 富岡 美紀
WEB︰http://luiseono.com/ / http://tomioka-miki.tumblr.com/

厳木へ向かう途中の国道沿いに、横長に目立つ壁面がある。元はガソリンスタンドだったのだろうか。壁面の塗装は剥がれており、見た目があまり良くなかった。現在は近隣の葬儀場「あざみ苑」の臨時駐車場として管理されている。葬儀場のため、派手すぎるもしくは楽しさや賑やかさを演出する壁画は不適切とのことで、多久市の観光名所「二千年蓮」と「金魚」をモチーフに、流れるような構成と安らぎの彩りで作品を手掛けて頂いたのは、東京のペインター小野さんと富岡さん。壁面が大きいだけに、創作期間も長く、ご苦労をお掛けしました。

1989年生まれ。神奈川県平塚市出身。
“成長（grow up）”をテーマに、植物の生い繁る様や波の流れ、自然界に溢れるエネルギーを有機的な線で表現している。
2010年、クラブイベントでのライブペイントにてキャリアをスタート。
その後、店舗壁画や企業コラボを経て、現在は主にシェアハウスやオフィス、飲食店の壁画製作を行っている。

静岡県熱海市出身。
金魚や海洋生物など水中の生き物をモチーフとした作品を展開。
NY、マレーシア、台湾など国内外での企画展参加・壁画制作・ライブペイントパフォーマンスを行う。
その他にも、プロダクトへのデザイン提供・デジタルファブリケーションを使った表現など、多様な分野と作品とのコラボレーションに積極的に取り組み多岐に渡った創作活動を行う。
ペイントユニット『MiL』として、野外音楽フェスティバルや芸術祭に出演。